好きな相手には良いところを見せたい、幻滅されるのが怖いというのは、人間誰しもが持っている感情です。
しかし、慣れていないと緊張や不測の事態からどうしてもうまくいかなかったりすることもあり、それが初めてのデートともなればなおさらです。
今回はそんな方々に向け、“初デートでも失敗しない3つの法則”についてご紹介していきます!
好きな人を前にすると緊張してしまうのはなぜ?
皆さんは、本命の人をまえにすると緊張してしまう・普段の自分を出せなくなる原因について考えた経験はありますか?
「当たり前すぎて深く考えたことはない」という人が多いのではないでしょうか。
“敵を知り己を知れば百戦危うからず”という名言もあるように、自分の心理状態を知っておくことが成功への第一歩となるので、まずは自分のことを良く知っておきましょう!
失敗回避欲求
好きな相手に対して必要以上に緊張してしまう要因には、“失敗回避欲求”というものが存在します。
この欲求は読んで字のごとく「失敗を回避したい」というもので、特に取り返しのつかない事や、どうしても失敗したくない事に対して強く働き、”本命の相手”というのもその1つです。
そのため、ボロを出さないように“好きな人の正面には座らない”、“返信に時間をかける”といった行動が無意識に起こりやすいのはこのためです。
こうした傾向は、確かに失敗の数を減らすのには役立ちますが、必要以上に緊張する・臆病になる原因になってしまうので、「失敗しても挽回すればいい」という気概を忘れない事が大切です!
初めてのデートでも失敗しない!3つのルール
自分のことを理解したところで、いよいよ本題に入りましょう!
本記事では具体的なプラン作成よりも、心理学に則った細かな配慮やテクニックを中心にご紹介していきます。
ぜひ、実際のデートプランにも組み込んでみてください!
初めてのデートを成功させるには:①パーソナルスペースを活用する
人には、自分の周りに”パーソナルスペース”と呼ばれる、自分と自分に親しい相手のみを許す空間が存在します。
この広さや強固さは人によって異なりますが、男性は「自分の前方方向に伸びた楕円形」、女性は「自分を中心とした円形」であることが知られています。
これを利用すれば、例えば上の画像のように自分はあまり緊張しないが、相手は自分のことを意識せざるを得ないという状況を作り出せます。
男性の場合は”カウンター席”、女性の場合は”テーブル席”の店を選ぶようにしてみましょう!
初めてのデートを成功させるには:②時間にメリハリをつける
統計によると、初めてのデートとしては「お昼ごろに2~3時間」というのが最も好ましい条件です。
初めてのデートに遊園地や旅行などを選んでしまうと、切り上げ時が曖昧だったり、長時間のデートでお互いの嫌な部分が見え隠れすることがよくあります。
そのため、ランチやショッピング、映画など、目的が明確で区切りをつけやすいデートスポットを選び、たとえ盛り上がったとしても早めに切り上げて、“次のデートへの期待”を残すことが得策です!
初めてのデートを成功させるには:③意識を外に向ける
初めてのデートでは特に”失敗回避欲求”が高くなるため、「何を話そう」「相手からどう思われているだろう」と、意識を内側(自分)に向けてしまう傾向が強く表れます。
会話に自信のない人は特に、こうしたことにいつも以上に気を取られてミスをすることが多くなってしまいます。これを「カラーバス効果」と言います。(次の項で解説します)
このような心理状態では、相手の話に耳を傾けることができず、突拍子もない返事をしてしまったり、会話の論点とは関係ない“自分の言いたいこと”を口にしてしまったりして、何とも言えない空気に陥ってしまうものです。
そのため、デート相手に限らず周りの状況にも意識を向けることで、無用な緊張を減らせるうえに、細かい気遣いができることもアピールできるため一石二鳥です!
まとめ
今回は、”初めてのデートでも失敗しない!3つのルール”と題してデートにおけるテクニックをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
- パーソナルスペースを活用する
- 時間にメリハリをつける
- 意識を外に向ける
この3つは”失敗を減らす”という目的であればかなり有効で速効性もあるのでぜひ試してみてください!
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