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【意識改革】モチベーションが低い原因と具体的な解決策を紹介!

心理

「やらなきゃいけないことなのにモチベーションが湧かない」「人より長続きしない」と思う日々が続き、嫌気が差しているという方も多いのではないでしょうか。

実は、こうした悩みは脳の構造からくるごく当たり前の現象であり、あなたに非は全くありません。

しかし、事実として誰から言われるでもなくバリバリと仕事をこなし、高いフォーマンスを発揮できる人は往々にして存在します。

今回はそんな「モチベーション」と「行動力」についてご紹介していきます!

そもそもモチベーションってどういうもの?

悩んでいる女性

モチベーションをあくまで概念的なものとして捉えている方も多くいますが、実はこれが生み出されるメカニズムはすでに科学的に解明されています。

まずはモチベーションがどのようにして生まれ、いかにしてそれを維持していくのかというメカニズムを知っておきましょう。

手のひらにのった脳のイメージ

モチベーション、つまり「やる気」とは、人間の脳の前頭葉に存在する側坐核という部分で作られるドーパミンという伝達物質に由来します。

このドーパミンは人間の快楽や報酬系を刺激し、人のやる気を生み出し、維持していくことに多大な影響力を持ちます。

そして人が何らかのアクションを起こす、もしくは強い外的刺激を受けた際に多く分泌されます

モチベーションが低いと感じる原因は?

考えている男性

初めに最も重要なことを述べます。

自他問わず「モチベーションが低い」という状況は、本人にその気がないという事とイコールではなく、まして当人の努力不足や意識の問題とは全くもって関係のない話なのです。

そしてそれは、ただ単にドーパミンの分泌が少ないということに過ぎないということを覚えておいてください。

しかも、なんとも都合の良いことに、このドーパミンは意図的に分泌させることが最近の研究で明らかになったのです。

ではどのようにして側坐核を刺激し、ドーパミンの分泌を促せばよいのでしょうか?その方法について以下で詳しくご紹介していきます!

モチベーションを生み出す・維持する方法

右肩上がりのグラフ

実はモチベーションを上げる、つまりドーパミンの分泌を促す方法はとても簡単で、ほんの数秒で出来ることばかりです。

なぜなら側坐核は「能動的にアクションを起こす」という、たったこれだけで活動し始める部位であるからです。

つまり、以下で紹介する中で最も大事になってくるのは、「能動的にアクションを起こす」ための初速をどうつけるかであることを覚えておいてください。

これらを習慣付け、「思い立ったらすぐ行動」ができる理想の自分を目指しましょう!

①10秒プラン

時間のイメージ

実は人が行動を起こせない原因の大半は脳の防衛機能によるものです。

簡単に言えば「不確実性を嫌う」ことで、変化を拒み未知を恐れる性質があります。

細かい説明はしませんが、脳にとっては「個体の生存」が最優先であり、極端なことを言うと無菌室で点滴を用いて十分な栄養を流し込み、一生寝たきりの状態であれば最も長生きできそうだという話です。

10秒プランとは、こうした脳の防衛機能を緩和しつつアクションを起こすことで、スムーズに側坐核を刺激するというアプローチになります。

その内容は単純で、10秒で出来る絶対に失敗しない前準備をするだけです。

例えば筋トレをしようと思った場合、

  1. 立ち上がって
  2. 服を着替え
  3. ダンベルを持つ

という動作を頭で思い浮かべ、実際にそれをなぞるということです。

こうすることで、「今から行う動作はまず失敗しない、既知の行動ですよ」ということを脳に認識させ、脳の防衛機能を緩和することができるというわけです。

②アンカリング

アンカリング(anchoring)とは、条件付けとも言われる認知バイアスの1つです。

元々の習慣に対して、同じ行動を繰り返し行うことでそれが通常の状態だと刷り込むという手法です。

  • 朝食後に新聞を読む
  • 勉強中に音楽を聴く
  • 入浴中にスマホを触る

などがその例です。このアンカリングの力は、皆さんが日々の生活で身を持って体験している場合が多いです。

例えば、音楽を聴きながらランニングをする人はイヤホンが無くなるとランニングをしなくなったりした経験はありませんか?

他にも、夕食後にのみ歯を磨く習慣のある人は昼食後は何の違和感もないのに、夕食後は口の中がモヤモヤするような感覚があったりするのではないでしょうか?

このように、自分のやるべき行動を元々の習慣にアンカリングすることで、それが自然であると脳に認識させることもモチベーションを生み、維持していく秘訣になります。

③就寝前のひと手間

眠っている女性

特定の作業に高いモチベーションやパフォーマンスを発揮するための手段として、就寝前にほんの少しだけ手を付けておくというものがあります。

たったこれだけですが、①10秒プランでも少し述べたように、未知を既知と脳に認識させることで防衛機能を和らげる効果に加え、寝ている間に情報が整理され、新しい発見や作業の効率化に繋がるという利点もある非常に有用な方法です。

一行目だけ書く、資料をフォルダに移すといった数十秒でできることはもちろん、最初にやることをメモするだけでも十分な効果があるので、ぜひ一度試してみてください!

まとめ

今回はモチベーションが低いと感じる要因とその具体的な対策についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

モチベーションが低い・湧かないと感じても、今回紹介した行動を意識し、ぜひ「すぐに行動できる人」を目指してみてください!

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