
SNSが普及するにつれて話題に上がるようになってきた承認欲求という言葉。一般的に悪い意味で使われることが多く

承認欲求が強いと言われて悩んでいる

SNSの投稿がやめられない
という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
ですが、承認欲求は使い方を間違えなければ強い原動力として武器にもなり、自分の内面の成長を助けてくれる存在にもなるのです!
今回はそんな承認欲求の正体とうまく付き合っていく方法について詳しく解説していきます!
承認欲求とは?

承認欲求という言葉をなんとなくのニュアンスで用いている方も多いので、まずはその言葉の意味について簡単に触れておきましょう。
承認欲求とは、心理学者マズローが提唱した『欲求5段階説』という、人間の持つ欲求は5段階に分けられ、下位の欲求が満たされていくごとにより上位の欲求を求めるようになるという説に登場する言葉です。
『貧しい人は食欲を満たすためにまず食べ物を求める。それが安定して満たされるようになれば愛・安らぎを、さらにそれも十分に得られるようになると他人からの賞賛を求めるようになる』といったステップを踏んでいると考えれば分かりやすいと思います。
承認欲求はその中でも4段階目にあたり、生活水準が高い先進国によく見られるかなり高度な欲求であるというわけです。
承認欲求は悪いことではない

ここで強調しておきたいのが、承認欲求は食欲や性欲と同じように人間として当たり前の欲求であり、決して悪いものではないということです。
むしろ内面的な成長の過程で生まれるものなので、自信を持っても良いくらい素晴らしいものと言えます。
とはいえ度が過ぎれば他人の迷惑になったり、相手からのイメージダウンにつながることも確かでしょう。
そこで次の章では承認欲求とうまく付き合っていく具体的な方法についてご紹介していきます!

嫌いな自分を変えたい!承認欲求との付き合いかた

- 承認欲求が強すぎる
- どれだけやっても満たされない
と感じている方に向け、それを改善するための具体的な方法と考え方について解説していきます。
まずはじめに、承認欲求は他の食欲や性欲、モテたい・人の上に立ちたいといった欲求と同じように一度満たされたからといって終わるものではなく、むしろその快感を忘れられずより強く求めるようになる性質を持ちます。

じゃあどうしようもないじゃん!
と思った方もいるかもしれませんが、大事なのはそれを減らすことではありません。
承認欲求を抑えるには①高位の欲求に置き換える②現状を見つめなおすことが効果的とされています。
①高位の欲求に置き換える
承認欲求を抑える最も効果的な方法が欲求の置き換えです。具体的には「なぜ自分が相手からの承認を得たいのか」を考えることです。

嫌われていないか不安になる

好きな人に振り向いてもらいたい
承認欲求を向ける相手や動機は様々ですが、必ず欲求の元になる目的があります。そしてそれを満たす一番の近道は「承認される自分に変わる」ことのはずです。
相手からの気を引いたり、不安を紛らわすために承認を求めるのは、一見すると近道に見えるかもしれませんがあくまで一時的な効果しかないその場しのぎに過ぎません。その瞬間では認められても1週間後には見向きもされないという可能性も高いです。
遠回りに見えても、相手(もしくは不特定多数の人)から認められる自分になろうとする想い(自己実現欲求)という高位の欲求に置き換えて行動するのが結果的には一番の近道と言えるというわけです。
②現状を見つめなおす
過度な承認欲求行動を取る人に多い特徴として、自分を客観視できないというものがあります。
実際には多くの人に認められているにもかかわらず、それに気付かない。また、それらをないがしろにしているというものです。
自分の家族や友人、先生や上司から褒められたり好印象を持たれた経験を思い出し、自分自身を認めてあげることで「自分は相手から認められる存在だ」と思い返すことができれば過剰な承認欲求を軽減していくことができるのです。
まとめ
承認欲求の概要と過度な行動を抑えていく方法について紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。
自分を客観的に観察し、よりよい自分のために必要な行動は何かを冷静に判断していくよう心がけましょう!
承認欲求についてより詳しく知りたいという方はこちらのページも参考になるので確認してみてください!⤵
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