何をするにしても「とにかく時間がない。やるべきことが多すぎる」ということは、現代人なら誰しもが抱えている問題の1つであると思います。
しかし、実は「本当に時間がない。分刻みのスケジュールで動いている。」という人はごく一部であり、多くは時間の使い方が悪いというのが本当の原因です。
今回はそんな時間の無駄遣いと、賢い時間の使い方について詳しく解説していきます!

とにかく時間がないと感じ、焦ってしまうのはなぜ?

何をするにもとにかく時間がない。時間がないから新しいことに挑戦できないという悪循環に陥ってしまう方が最近増えてきています。
そうはいっても、多くの方が具体的な予定や分刻みのスケジュールがあるというわけではないと思います。
この「時間がない」という漠然とした焦燥感の正体は何なのでしょうか?
その答えは「現実と認識の齟齬」にあります。
例えば、一週間以内にしなければならないことに
- 資料の作成
- 通院
- 市役所に書類の提出
の3つが現実として存在するとします。実際には3つしかないにもかかわらず、これを漠然と「やるべきことがたくさんある」と考えていたり、各項目について詳しい算段もなく「時間がかかりそう」と考えてしまう。
これが現実と認識の齟齬という言葉が示す意味です。
現状を客観的に把握しよう

こうしたあいまいな認識は、漠然と時間を浪費してしまったり、やる気を喪失させることにもつながってしまいます。
そうした状況を打開するためにはメタ認知が重要になってきます。
メタ認知とは、自分がその物事を認知していると客観的に示す(例えばメモに書き出す、誰かに話すなど)ことで、自分が今すべきことを再確認したり、問題を俯瞰して考えることで新たな解決策を考えることなどに役立ちます。
つまり、自分が置かれている状況を客観的かつ冷静に分析することで、より効率的なタイムスケジュールを作ることができるというわけです。
時間がないとは言わせない!賢い時間の使い方

以下では、具体的にどうすれば時間を生み出していけるのかについてご紹介していきます。
ほんの少し見方を変えていくだけで驚くほど時間に余裕ができるようになるので、ぜひ実践してみてください!

時間の使い方を分類する

時間の使い方を考えていくにあたって、まずは自分が何にいくら時間を使っているのかを確認しておく必要があります。
そのために、時間の使い方を①投資②消費③その他の3つに分類することから始めましょう。
まず、①投資とは自己投資の意味で、将来的に自分の役に立つこと(資格の勉強、仕事、学校など)がそれに当たります。
②消費は、生活していくうえで最低限必要な行動(食事、睡眠など)をカウントします。
最後に③その他は娯楽や人付き合い(自己投資を除く)など、①,②以外の全てが当てはまります。
こうして改めてみると、時間を作れそうなタイミングや減らすべき日々の行動が見えてきます。
スケジュールを細かくしない

以外に思われるかもしれませんが、びっしりと詳細なスケジュールを作っておくというのはあまりおすすめできません。
スケジュールの作成自体に時間を取られるというのもありますが、詳細なスケジュールはそれだけ不慮の事態で予定が狂いやすく、計画がとん挫したり予定がズレこみやすいという欠点があるためです。
こうなると、結局自分のやるべきことがうやむやになり、そもそもスケジュールを作成した意味がなくなってしまいます。
とはいえ、計画を立てておくこと自体はとても効果的なことに変わりないので、達成度を3分割したような大まかな予定を立てる程度に留めておきましょう。
まとめ
「とにかく時間がない!」という方向けに、賢い時間の使い方についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
ほんの少し認識を改めたり、簡単な準備をするだけで十分な時間を生み出せるので、ぜひ実践してみてください!

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