「嘘」という言葉を聞くと、皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか?
“詐欺師”、”イカサマ”、”浮気”といったマイナスイメージを持つという方が多いのではないでしょうか。
しかし、”嘘”は必ずしも悪というわけではなく、相手のためを想ってつく優しい嘘や、「人狼ゲーム」に代表されるような遊びの中の戦略的な嘘などさまざまなものがあります。
とはいえ、やはり嘘を見抜く能力というのはさまざまなことで役に立ちますし、いざという時に自分の身を守ることにもつながります。
今回はそんな「嘘を簡単に見抜く3つの方法」について解説していきます!
嘘をつく目的
本題に入る前に、嘘をつく人の目的について触れておきましょう。
まず、嘘をつく目的については大きく分けて①自己防衛、②利得の増大の2つがあります。
①は、テストの点数をごまかす子供や、嘘の証言をする犯罪者などが該当し、自分を脅威から守るための防衛機制と言えるものです。
対して②は、100円で買った商品を200円で売る商人や、見栄を張って経歴を偽ることを指します。
相手が傷つくことを恐れて気を遣った嘘などは、相手の効用(利得)増大と自分にとって住みよい環境づくりという点で②に該当します。
①は精神的に追い詰められている状況が多く、見分けがつきやすいのですが、②は計画的に話を進めたり、根回しが可能なため見分けがつきにくいのが特徴です。
嘘をついている人の心理
では、嘘をついている人はどのような心理状態にあるのでしょうか?
前述のように、嘘をついている人は精神的に追い詰められていたり、後ろめたさを感じている、怪しまれないように気を配っていることがほとんどです。
そのため、相手の反応を見るために急に口数が減る、落ち着きがなくなる、結論を急いで早口になるなどの行動が現れやすくなります。
これらを踏まえたうえで、本題に入ります!
嘘つきを見抜く3原則
それでは、本題の「嘘つきを見抜く3つの原則」についてご紹介していきます。
嘘をついている人には、具体的にどのような特徴が表れやすいのでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
1.口数が減る
会話の最中に急に口数が減ったり、「いつもより静かだな」と感じたら、その人は嘘をついている可能性が高いです。
自分の嘘がバレていないか不安になり、相手の反応からそれを確かめようとするために、口数が減ってしまうというわけです。
また、うっかり口を滑らせないようにすることや、バレた時の言い訳を考えていることなども「口数が減る」原因に拍車をかけており、その傾向が強くなります!
2.結論を急ぐ・早口になる
「要するに」「つまり」という言葉を多用したり、早口になっている人は嘘をついている可能性があります。
嘘をついている人は、それがバレないように話を早く終わらせたがるため、そうした言動が表れやすいとされているためです。
また、話題を変えようとしたり、論点をずらすような話し方をするなど、分かりづらい場合もあるため注意が必要です!
視線
「目は口ほどに物を言う」ということわざがあるように、”視線”も嘘を見抜くための重要なシグナルの1つです。
後ろめたさから目が合わなかったり、右上を見ながら話す人は特に嘘をついている可能性が高いので要注意です!
なぜ左上を見る=嘘をついているということになるのかというと、言語や論理を司る左脳を働かせ、「どうやって言いくるめよう・辻褄を合わせよう」と考えているためだと考えられています。
逆に、イメージを司る右脳を働かせるために左上を見ている人は、過去の映像や状況を思い返している場合が多いため、真実を言っている可能性が高くなります。
まとめ
今回は、”嘘をつく心理と表れやすい仕草”についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
相手の嘘を見抜くのはもちろん、バレない嘘のつき方としても役に立つので、ぜひ活用してみてください!
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