人には、相手や状況によって無意識のうちに出てしまう行動というものがあります。
それらを意識することで、まるで心を読んだかのように「相手があなたのことをどう思っているのか・隠しごとがあるのか」などを知ることができます。
具体的にはどのようなものがあるのでしょうか?さっそく見ていきましょう!
あなたに対し好意を持っている場合
まずは、相手が自分に対して好意を持っているか判別する方法をお伝えします。
恋愛にはもちろん、ビジネスや友人関係においても”自分の話を真摯に聞いてくれる”、”困ったときに頼りになる”などを考える目安になるので、ぜひ活用してみてください!
頻繁に目が合う
人は自分の好きなものを無意識のうちに何度も見てしまうものなので、“特定の人とよく目が合う”ということは、相手が自分に興味を持っていることの証になります。
「自分が単に話題に上がりやすいだけ」という可能性もありますが、少なくとも人は“嫌いなものを何度も見ようとはしない”ので、その点については安心できます。
ただし、確認しようとして何度も相手の方を見ていると不審に思われたり、警戒される原因にもなりますのでほどほどに!
話すときに体があなたの方を向いている
会話中に、相手が体ごと自分の方に向けている場合は相手が自分に好意を持っている、会話の内容に強い興味があることを示す重要なファクターです。
人は自分にとって興味のない相手・会話内容だった場合は、前述のように「嫌なものは視界に入れたくない」という意識が強く働き、次第に体の向きを逸らしていく傾向にあります。
とはいえ、顔をそむけるのは露骨すぎるため、無意識下で行われている「“体の向き”で考えるのが効果的」というわけです。
特に“つま先の向き”、“肩の角度”を見れば一目瞭然なので、こうしたポイントを意識して見るようにしましょう!
あなたのことを警戒している場合
今度は逆に、”あなたのことを警戒している場合”を考えてみましょう。
以下で紹介するような傾向が見られる場合は、積極的なアプローチや馴れ馴れしい態度を控えるようにしましょう!
会話中に腕を組む
「腕を組む」という行為は、対話相手や現在の状況に不安・居心地の悪さを感じているときに出やすい仕草の1つです。
腕を胸の前に持ってくることで、心臓や肺などの重要な臓器を無意識に守ろうとする心理が働いているとされています。
“話を振る前につい腕を組んでしまう”、”会議中は腕を組む時間が長い”という現象は、自分の発言に対する相手のリアクションが読めない事への不安からきていることが多く、それが居心地の悪さへと繋がってしまうのです。
日頃から相手の言動に対して分かりやすいリアクションを心掛けたり、積極的な自己開示を行っていくことで改善されていくので、意識してみましょう!
パーソナルスペースに入るのを拒む
パーソナルスペースの内側は非常に警戒心の強い場所であり、親しい人間以外の侵入に対して強い拒否反応を見せる傾向にあります。
つまり、自分に対する警戒度を測るには実際にパーソナルスペースに踏み込んでみるのが一番手っ取り早いということになります。
そうはいっても、いきなりそんなことをすれば誤解を生みかねません。
そこでおすすめしたいのが、相手のパーソナルスペース内に自分の持ち物をさりげなく置く方法です。
ボールペンやコーヒーカップなどを置いてみて、相手が距離を取るような仕草を見せればあなたを警戒していることが分かるというわけです。
後ろめたいことがある場合
以下では、相手があなたに対して後ろめたいことがある、嘘をついている際に表れやすい仕草を紹介します。
また、こちらの記事でも「嘘つきの見抜き方」について紹介しているので、詳しく知りたい方はどうぞ!⤵
結論を急ぐ
「要するに」「つまり」という言葉を多用したり、早口になっている人は、なにかしら後ろめたいことがある場合が多いです。
後ろめたいことがある人は、それがバレないように話を早く終わらせたがるため、そうした言動が表れやすいとされているためです。
また、急に話題を変えようとしたり、論点をずらすような話し方をするなどもよくあるので、こうした違和感を見逃さないようにしましょう!
左上を見る
後ろめたさから目が合わなかったり、左上を見ながら話す人は、嘘をついている可能性がかなり高いので要注意です!
なぜ”左上を見る“=“嘘をついている“ということになるのかというと、言語や論理を司る左脳を働かせ、「どうやって言いくるめよう・辻褄を合わせよう」と考えているためだと考えられています。
逆に、イメージを司る右脳を働かせるために“右上を見ている”人は、過去の映像や状況を思い返している場合が多いため、真実を言っている可能性が高くなります。
まとめ
今回は、無意識のうちに出る行動から相手の考えを読むテクニックをご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
ほんの少しの工夫で気付けるものばかりですので、ぜひ活用してみて下さい!
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