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【知能指数】IQが高い人の特徴とは?

アルバート・アインシュタインの肖像画 知識

皆さんは“IQが高い人”と聞いて何を思い浮かべますか?

「天才」「頭の回転が速い」「過去の偉人」などさまざまだと思います。

今回はそんな”IQ”と、”IQが高い人の特徴”についてご紹介していきます。

そもそも”IQ”ってなに?

考えている男性

なんとなく“頭の良さ”を数値化したものということは知っていても、厳密にはどのようなものか知らないという方も多いのではと思います。

まずは、その”IQ”について簡単に説明します。

IQは、Intelligence Quotientの頭文字からとった言葉で、日本語ではそのまま知能指数と言います。

IQの算出には従来のIQと、より知能指数を正確に比較できる新たなDIQ(Deviation Intelligence Quotient:偏差知能指数)とがあり、最近では後者を使うのが主流となっています。

IQの特徴

手のひらにのった脳のイメージ

IQは“遺伝”“生活環境(特に教育の有無と質)”、と相関関係があることで知られています。

また、興味深いことにIQには恒常性があるという話があります。小学1年生を境にIQは大きく変化する可能性が高いそうなのですが、逆に小学3年生以降はIQが大きく変化することはないということです。

ただし、これは小学3年生以降の教育には全く意味がないというわけではありません。

あくまで子どもの教育については、受験期になって慌てて勉強を押し付けるよりも幼少期に多くの経験や教育を積んでおく方がはるかに重要であるということを理解しておいてください。

IQの算出法

黒板に計算式を書く

従来のもの(IQ)は「精神年齢 ÷ 生活年齢 × 100」で計算されていましたが、その”精神年齢”、”生活年齢”は時代や環境、脳構造の変化で移り変わっていくものであり、その度に基準を考え直さなければなりません。

そこで考え出されたのがDIQで、DIQは「(個人の得点 − 同じ年齢集団の平均) ÷([15分の1または16分の1] × 同じ年齢集団の標準偏差)×100」(※ビネー式の場合は16分の1、ウェクスラー式の場合は15分の1)で算出されます。

字面が難しくて分かりにくいかもしれませんが、要は同年代で同じテストを受けた中で自分はどのくらいの位置にいるのかという、模試などの“偏差値”をイメージしてもらえれば分かりやすいのではと思います。

IQの分布と指標としての意味

グラフと資料

※以下はIQを従来のものではなくDIQのこととして話を進めます

IQ分布のグラフ

IQは、“同年齢集団内での位置”という相対評価であり、100に近いほど出現率が高く、100から上下に離れるに従って出現率が減っていく「正規分布」に限りなく近くなります。

IQは、知的障がい者の定義としても用いられており、具体的には“IQ70未満で社会性に障がいがある方”となっています。他にも、“IQ85~115は平均知能”など知能指数によって個人のラベリングをする際に活用されています。

ただし、IQは差別や自慢に用いるものではなく、あくまで脳科学や精神的な診断、統計分析などの医療・研究分野における目安であることは忘れてはなりません。

IQが高い人の特徴

チェスをするビジネスマン

IQは測定にお金がかかるものがほとんどで、気軽に調べられるものではありません。

そこで、自分や相手のIQをなんとなく知る方法として、IQが高い人によくある傾向についてご紹介していきます。

幅広い知識を持つ

山のような本

IQは知的好奇心と強い相関関係があるため、IQの高い人はさまざまな知識を有していることが多いです。

多趣味な人や多言語話者、博識な人は総じてIQが高い傾向にあり、天才として名を馳せた歴史上の偉人たちもこのような傾向が色濃く出ています。

勉強においても多様な知識が記憶の定着や理解を助けることが知られているため、積極的に学ぶ姿勢を心掛けましょう。

知識を活用できる

知識を成功に結び付けるイメージ

IQの高い人は、一見無駄だと思えるような知識を活用して実践できている方が多いです。

分かりやすい例でいえば、「ニュートンのリンゴ」が代表的で、日常の一コマを自分の専門分野や仕事に活用できている方が多いということです。

他にも高校で習う地理情報を先物・為替投資に役立てていたり、美術で習う図法を設計や工事の簡略化に役立てている方もおり、IQの高い人は、幅広い知識を持つだけでなく、それを自分が行う作業に当てはめられる傾向が強く出ているのです。

性欲が強い

愛し合うカップル

“英雄色を好む”という言葉もあるように、性欲とIQにもある程度の相関があるというデータもあります。

一説によると「優秀な子孫を多く残すために進化した」というものや、「快楽を含む感覚に対する好奇心が強い」とする説があります。

IQが遺伝に大きく左右されること、好奇心の高さとIQとの関連性が高いことからも妥当性は感じられますが、れっきとした証明には至っておらず、謎の多い要素の1つです。

話の要点を掴むのがうまい

本質を見極められる女性

IQの高い人は、必要な情報と不要な情報の判別が早くて正確である傾向にあります。

前述したように、幅広い知識とそれを応用してきた経験のある人は、必要な部分のピックアップとそれを自分なりに要約する能力に秀でており、分かりやすく相手に説明することもできます。

しかし、逆に中身のない会話や無駄な長話を聞くと、イライラしたり興味を失ったりすることも多く、軋轢を生むきっかけにになる場合がありがあります。

「IQの高い人は孤立する」というイメージのきっかけにもなっている要素の1つです。

まとめ

今回はIQと、IQが高い人に多い特徴について紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

他の記事についても気になるものがあればぜひご覧になっていってください。それでは!

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